玄関に美しいものを飾ると、運気がアップするって聞いたことありますか?
最近それを聞いた私は、まず絵を飾ろうと思って調べたら、日本画に辿り着いたわけですよ!
その前に我が家は靴を毎回ちゃんと靴箱にしまうところからでしょうか•••(笑)
そしたら日本画の美しさに心を奪われまして。
大人になってから教科書などではなく、このように自ら探して見ると、改めて日本の美を発見した気持ちです。
日本の風景や歴史を日本画として目にできるなんて、まさに眼福!
江戸に活躍した有名な浮世絵師から、昭和の画家までご紹介します。
あなたは誰のどの作品を日常に飾りますか?
日本画:加藤 晃秀
加藤晃秀さん(かとう てるひで)京都出身の1963年生まれ。
大胆かつ鮮やかで華麗な色彩で描く、京四季の風情が高く評価されている画家です。
まるで今この場で縁側から秋の満月を眺めているかのようです。
少し懐かしい気持ちになるような紅葉がとても美しいですね。
春の夜月の美しさの中に輝く桜が圧倒的な存在感を放っていますね。
春風を感じさせる桜吹雪に心奪われてしまいます。
他にもコントラストが美しい作品など、魅力的な絵がたくさんあります。
加藤晃秀さんが気になる方はこちらからどうぞ
日本画:葛飾 北斎
江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎(かつしか ほくさい)
葛飾北斎さんは富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)でとても有名ですね。
肉浮世絵(紙などに直接描く絵)も描いていました。
これは誰もが一度は見たことがある作品ではないでしょうか。
富嶽三十六景の中でも神奈川沖浪裏は日本人にとって、とても馴染み深い日本画ですね。
全部で11図ある諸国名橋奇覧の1つ、三河(愛知県)の八つ橋。
この素敵な橋は伊勢物語に出てくる八つ橋を、北斎の想像で描いたとされています。
その他にも有名さ作品がたくさんありますよね!
葛飾北斎さんが気になる方はこちらからどうぞ
日本画:歌川 広重
歌川広重(うたがわ ひろしげ)は江戸時代の浮世絵師。
あの有名な画家ゴッホも、歌川広重の作品の模写をしています。
そして広重さんの作品は「藍色」が美しいことで高い評価があり、その色は「ヒロシゲブルー」といわれています。
歌川広重といえば東海道五十三次が有名ではないでしょうか。
東京から始まる京都までの道のり、53の宿場の風景画シリーズ。
京都の鴨川にかかる三条大橋。
人々の楽しそうな話し声が聞こえてきそうですね。
歌川広重さんが描いた日本の景色をもっと見たい方はこちらからどうぞ
日本画:伊藤 若冲
江戸時代の画家、伊藤 若冲(いとう じゃくちゅう)
独学で絵を学び、40歳のころに家業の青物問屋を弟に継がせ、本格的に絵師として自立をします。
それから動植綵絵(どうしょくさいえ)を描き始め、若冲さんは絵師としてどんどん有名になっていきました。
パッと目を惹く朱色の牡丹が可愛らしいですね。
「これは玄関じゃなくて部屋に飾っても素敵だなぁ」と私は考えながら作業しています(笑)
可憐なやまざくらが見てる私の心まで清らかにしてくれます。
ちなみに若冲さんの上記二つの作品は、花卉図(かきず)天井画の一部の再現です。
伊藤若冲さん花卉図がもっと見たい方はこちらからどうぞ
日本画:笠松 紫浪
笠松 紫浪さん(かさまつ しろう)は明治生まれ東京出身の、浮世絵師であり版画家です。
縁起のいい富士山がドーンと朝陽に映えて素敵ですね。
朝の清々しい空気が伝わってきます。
夕焼けか朝焼けなのか、あなたはどっちだと思いますか?
私は朝焼けの中の、冬の凛とした空気を想像してしまいます。
笠松紫浪さんのその他の風景が見たい方はこちらからどうぞ
どれを飾る?【木版画】美しき日本画の風情をあなたの日常にまとめ
今回のまとめは以下の通りです。
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加藤晃秀さん
南禅寺紅葉
嵐山紫風 -
葛飾北斎さん
富嶽三十六景 神奈川沖浪裏
三河の八つ橋の古図 -
歌川広重さん
東海道五十三次 日本橋
東海道五十三次 京師 -
伊藤若冲さん
花卉図天井画 牡丹
花卉図天井画 やまざくら -
笠松紫浪さん
箱根姥子の朝
雪の松島
どれも美しく心に響く絵ばかりですね。
あなたはどれが一番好きですか?
素晴らしい日本画の風情を一緒に楽しみましょう。
最後まで読んでいただき感謝してます。
ありがとうございました♪